葬儀費用を生前残すには葬式費用にプラスお墓の費用が必要
「葬式費用くらいは生前中に自分で用意したい」
そう思うのが、人生も終盤にかかった人の思いでしょう。
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葬式費用にプラスお墓の費用

葬儀代金とお墓
そのときセットで考えてほしいのがお墓の費用です。
お墓は、前述したようにかなり高価です。
墓地から購入するのであれば、150万円相当を覚悟しておかなければなりません。
そのため、その費用を残しておいてもらえると、遺族としては非常に助かります。
また、ちょっとお勧めしたいのが、生前にお墓を購入してしまう方法。
これはとある実例をみて、非常に魅力的だと思った考えです。
とても魅力的な生前にお墓を購入された実例
その方は70代後半なのですが、未だに大学で教鞭をとっておられる方で、生徒からも慕われています。
彼が生前に購入したお墓には、一つの言葉が彫られています。
「研鑽をつみ、真理を探究し、切磋琢磨せんとするもの、ここに集い、我と語らん」と。
この言葉に、心が震えない人はいるでしょうか。
このように、生前にお墓を購入することは、心情面でも費用の面でも非常にメリットが大きいです。
遺族の気持ちが動転しているところにつけこみ、不当に高い金額をつけてくる業者や、遺族の心を逆撫でするセリフを平気で吐いてくる業者を排除することも出来ます。
子供の頃の自室から始まり、家やアパートを建てたり借りたりするときに、自分の好みを一切反映しなかった人など、いるはずがありません。
それなら、終のすみかにも自分の好みを反映したいと思いませんか?
もはや死への準備はタブーでも何でもありません。
これもまた、「自分の人生を顧みること」の一つなのです。
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